感情をないがしろにせず、ストレスとうまく付き合っていく~メンタルヘルス対策~

「ストレス」という言葉は今や日常的に使われるようになり、あまりに身近なものとなりました。

ストレスとうまく付き合う

一方で、ストレスと密接に繋がっているはずの感情に意識を向けている人はそう多くないようです。自分の感情としっかり向き合えばストレスに気付くことができ、上手に付き合っていけるはずです。

今回は自分の感情との向き合い方から、嫌な感情を抱いた時の解消方法についてお伝えしていきます。

●自分の感情に気付くこと

失敗やミス、不安や怒り、悲しみ、嫉妬に罪悪感…毎日の生活の中でストレスを感じない日はないかもしれません。

ストレスを受けたら解消していくことが重要ですが、そのためにはまず気付くこと。感情に気付けば、意識的に気分転換をしようという行動に移せます。

しかし感情というものは自然に芽生えるものなので、意識して気付くようにしないと「なんでいつも僕ばかり」「あの人に比べて私は…」といった嫌な感情は湧き続け、心はその感情に縛られてしまいます。

ネガティブな感情が生まれてきたら、無視することも抑圧することもせずに「怒りを感じているな」「今落ち込んでいるな」と意識することです。言葉にすることで、一度立ち止まって客観的に捉えることができ、自分の感情に気付くことができます。

●ストレスの解消方法

嫌な感情やストレスに気付いたら、早めに解消してあげる必要があります。

特別ストレスを感じなかった日でも、一日のどこかで自分に合った方法で気分転換をすることがストレスを溜めないポイントです。気分転換の方法は様々。

ここでは、「楽しくなる」「癒される」「スッキリする」方法についてご紹介します。自分に合った方法をいくつか見つけて、日常的に自分を楽しませ喜ばせるよう心がけてみてください。

・楽しくなる

  • 笑う
  • 友達と飲みに行く
  • 好きな音楽を聴く
  • 料理をする
  • 明るい色の服を着る
  • 髪を切る

・癒される

  • マッサージをしてもらう
  • 子どもの顔や写真を見る、子どもと遊ぶ
  • ペットと触れ合う
  • 自然に触れる

・スッキリする

  • 運動する
  • 眠る
  • 泣く
  • 歌う
  • 踊る
  • 掃除する
  • 呼吸を意識する

●ストレスと上手に付き合い、喜怒哀楽のある人生を

「ストレス」という言葉を聞くとどうしてもネガティブな印象を受けますが、本来ストレスとは「外部から刺激を受けた状態」のことです。

良いストレスもあれば、悪いストレスもあります。夢や目標などの良いストレスは人間としての成長や進歩を促してくれ、生きる幸せを感じさせてくれます。大切なことは、ストレスを認め、上手に付き合っていくこと。

良いストレスも悪いストレスもあるから、喜怒哀楽のある充実した人生が送れるものなのです。

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